トマトとチンゲンサイのカレー

ムギコ

2010年05月26日 12:45



野菜たっぷりのカレーです。

野菜がとってもみずみずしいんです。

ここのお店には、
絵本が置いてあって、
いつも待ち時間に何冊か読んでます。

今回のお話は、ちょっと寂しい話でした。
小さいとき、良く遊んでいた木があって、
その子はどんどん大きくなり、
一緒に遊ぶことが少なくなり、
久しぶりに木に会いにきたその子は
お金がないとグチをこぼし、
木は自分から生えている実を売ってお金にしなさいといい、
その子はその通りにし、
すべて実をもぎとって去っていく。

その後また日がたって、
その子(もうすでにおじさんになっている)が久しぶりに会いに来ると、
家をたてたいといい、
木は自分の枝を切り落として使いなさいといい、
その子は容赦なく、枝をすべて切り落とし去っていく。

その後また日がたって、
その子(おじいさん)がが久しぶりに会いに来ると、
旅に出る船を作りたいといい、
木は自分を切って船をつくりなさいといい、
その子は容赦なく、木を切り倒した…

その後また日がたって、
その子もすでによぼよぼのおじいさん。
座りたいといい、
切り株になった木は座りなさいという。

この物語は無償の愛をテーマに描かれた本でした。

わたしの心がゆがんでいるのか、
木の無償の愛より、その子の情けない言動に
腹を立ててしまいました…